本日は日産自動車の株主総会に出席しました。コロナ禍後は昨今の経営難もありパシフィコを貸し切ることはなく本社のギャラリーを会場に転用しています。また、早くに受付をした株主は役員を直接見ることができるホールに案内され、私もこのホールに案内されました。

本日の議題は会社提案が2題と株主提案が5題の計7議案でした。今回の株主提案は昨今の総会で会社側の強引な議事進行、採決を問題視するもの(第5号議案)もあり大変共感するものでもありました。

実際、今回の総会でも動議に対して不自然な進行が見られ日産の企業体質さえも見えるような3時間8分となりました。

他にも、株主提案や動議に対する説明は簡潔にするよう要求する傍ら、会社側の役員は時間無制限に延々と説明するような姿勢も株主として不信感を覚えます。

なにより、幾度となく質問動議が飛んだ、今の経営難を生み出した内田前CEOからは一言も声を聞くことなく総会が終わってしまったことは大変残念です。

また、日産車体が独立した企業体ではなく、事実上の日産工場となっている点についても株主提案がありこれについても大変賛同できるものでありました。

また、株主質問では、NISMO、マリノスファンの方をはじめ、数多くの日産ユーザーから叱咤激励の声があり、今後の販売戦略に期待している株主も多くいることが分かりました。

私自身、日産車は今後も利用していきたいと考えており、イヴァンCEOをはじめ現経営陣には頑張ってもらいたいと心から願っています。

以上